ライセンス使用状況レポートの表示

2024年1月10日

ID 73796

管理コンソールのライセンス使用状況レポート

管理コンソールで、ライセンス使用状況レポートを表示するには:

  1. Kaspersky Security Center 管理コンソールを開きます。
  2. 管理サーバー <管理サーバー>]フォルダーで[レポート]タブを開き、ライセンス使用状況レポートのテンプレートを開きます。

ライセンス使用状況のレポートテンプレートから生成されたレポートが作業領域に表示されます。

ウィンドウ上部のチャートに、各ライセンスについて次のライセンス使用状況の詳細が表示されます:

  • ライセンスが既に使用されているライセンス単位数
  • ライセンス制限に従ってライセンスを使用できるライセンス単位数
  • ライセンス制限を超過しているライセンスのライセンス単位数

ライセンス使用状況レポートは 2 つの表で構成されています:

  • 概要の表には、使用中のライセンスの情報が表示されます
  • 詳細情報の表には、ライセンスが追加された SVM の情報、またはライセンスを使用している保護対象仮想マシンの情報が表示されます

各表の列の表示をカスタマイズできます。レポートの表の列を追加、削除する詳細な方法は、Kaspersky Security Center のオンラインヘルプを参照してください。

概要の表には、使用中のライセンスの次の情報が表示されます:

  • ライセンス - 一意の英数字文字列。
  • 現在のライセンスとして使用 - 現在のライセンスの種別により異なります:
    • サーバー用ライセンスまたはデスクトップ用ライセンス – ライセンスが現在のライセンスとして使用されている保護対象仮想マシンの数。
    • プロセッサのコア数に制限のあるライセンスの場合 - SVM が導入されているすべてのハイパーバイザーで使用されている物理プロセッサコアの最大数。
    • プロセッサ数に制限のあるライセンスの場合 - SVM が導入されているすべてのハイパーバイザーで使用されている物理プロセッサの数。
  • 予備のライセンスとして使用 - ライセンスが予備のライセンスとして追加されている SVM の数。
  • 制限 - ライセンス種別により異なります:
    • サーバー用ライセンスの場合 - 保護できるサーバーオペレーティングシステム搭載の仮想マシンの最大数。
    • デスクトップ用ライセンスの場合 - 保護できるデスクトップオペレーティングシステム搭載の仮想マシンの最大数。
    • プロセッサのコア数に制限のあるライセンスの場合 - 保護できる仮想マシンのすべてのハイパーバイザーで使用されている物理プロセッサコアの最大数。
    • プロセッサ数に制限のあるライセンスの場合 - 保護できる仮想マシンのすべてのハイパーバイザーで使用されている物理プロセッサの最大数。
    • 一部の地域で提供されている「Kaspersky Endpoint Security for Business Universal」のライセンスの場合、サーバー OS とデスクトップ OS の仮想マシンを保護できる最大数。
  • 最も早いライセンスの有効期限は、このライセンスを追加することでアクティベートされる製品の使用権が切れる日付です。
  • ライセンスの有効期限 - ライセンスの有効期限の日付。このライセンスの追加による製品のアクティベーションと使用が可能な期間は、この有効期限日までになります。
  • 予備のプロパティ - 予備のライセンスのプロパティ。
  • サービス情報 - ライセンス情報ファイルとライセンスに関係するサービス情報。既定では、このフィールドは表示されません。必要に応じて追加できます。レポートの表でフィールドを追加または削除する方法については、Kaspersky Security Center のオンラインヘルプを参照してください。

    下の行には次の情報が集計されて表示されます:

    • 使用中 - 使用しているライセンスの総数。
    • 90% を超えるライセンスを使用中 - ライセンス制限の 90% 以上使用されているライセンスの総数。たとえば、制限が仮想マシン 100 台に設定されているとします。ライセンスは、2 台の SVM で使用されており、最初の SVM は 42 台の仮想マシンを保護し、2 番目の SVM は 53 台の仮想マシンを保護しています。その結果、このライセンスは 95% が使用済みで、このフィールドに指定されたライセンス数を超えていません。
    • 上限を超過しているライセンス数 - 保護をしながら同時に実行できるサーバーOS搭載仮想マシンの総数やすべてのハイパーバイザーで使用されている物理プロセッサ数(ライセンスの種別により異なる)などの制限を超過したライセンスの総数。

サーバー用ライセンスとデスクトップ用ライセンスの両方が SVM に追加されている場合、概要の表には、これらのライセンスの詳細と、サーバー用ライセンスとデスクトップ用ライセンスの組み合わせに関する次の情報が表示されます:

  • ライセンス - サーバー用ライセンスとデスクトップ用ライセンスの一意の組み合わせ。サーバー用ライセンスとデスクトップ用ライセンスの組み合わせを使用して、それらのライセンスが追加された SVM に関する情報を検索できます(詳細は Kaspersky Security Center のオンラインヘルプを参照)。
  • ライセンスの有効期限 - サーバー用ライセンスで製品を使用できる期間の最終日とデスクトップ用ライセンスで製品を使用できる期間の最終日のうち、遅い方の日付。
  • ライセンスの有効期限 – サーバー用ライセンスの有効期限とデスクトップ用ライセンスの有効期限のうち、遅い方の有効期限日。
  • 制限 - 製品による保護の対象として同時に実行できるデスクトップ向けオペレーティングシステム搭載仮想マシンの最大数とサーバー向けオペレーティングシステム搭載仮想マシンの最大数の合計。

詳細情報の表には、ライセンス種別に応じて、ライセンスが追加された SVM の情報(プロセッサ数またはプロセッサのコア数に制限のあるライセンスの場合)、またはライセンスを使用している保護対象仮想マシンの情報(サーバー用またはデスクトップ用ライセンスの場合)が表示されます:

  • 仮想管理サーバー – SVM または保護対象仮想マシンを管理する仮想化管理サーバーの名前。
  • グループ - SVM または保護対象仮想マシンが属する管理グループ。
  • デバイス - SVM または保護対象仮想マシンの名前。
  • 製品 - SVM または保護対象仮想マシンにインストールされた Kaspersky Security 製品コンポーネントの名前。
  • バージョン番号 - 製品のバージョン番号。
  • 現在のライセンス - 現在のライセンスとして追加されたライセンス。
  • 予備のライセンス - 予備のライセンスとして追加されたライセンス。
  • ライセンスの有効期限 - このライセンスで製品を使用できる有効期限。
  • IP アドレス - ライセンスが追加されている SVM または保護対象仮想マシンの IP アドレス。
  • 前回の可視 - SVM または保護対象仮想マシンが企業 LAN で前回認識された日時。
  • 前回の接続日 - SVM または保護対象仮想マシンが Kaspersky Security Center 管理サーバーに前回接続した日時。
  • NetBIOS 名 - SVM または保護対象仮想マシンの名前。
  • Windows ドメイン - SVM または保護対象仮想マシンが属するドメイン。
  • DNS 名 - SVM または保護対象仮想マシンの DNS 名前。
  • DNS ドメイン - SVM または保護対象仮想マシンが属する DNS ドメイン(SVM または保護対象仮想マシンの名前に DNS ドメインの名前が含まれる場合のみ指定)。
  • 定額制サービス待機中 - 定額制サービスが待機中かどうかに関する情報。

Web コンソールのライセンス使用状況レポート

Web コンソールで、ライセンス使用状況レポートを表示するには:

  1. Web コンソールを開始します
  2. 監視とレポート]で、[レポート]を選択します。

    レポートテンプレートのリストが開きます。

  3. ライセンス使用状況レポート種別のレポートテンプレートに隣接するチェックボックスをオンにします。
  4. レポートの表示]をクリックします。

ライセンス使用状況レポートのテンプレートから作成されたレポートが表示されるウィンドウが開きます。

ライセンス使用状況レポートには 2 つのタブがあります:

  • サマリー]タブには、使用中のライセンスの情報が表示されます。この情報には、各ライセンスの使用状況に関する次の情報を表示する図が含まれています:
    • ライセンス制限を超過しているライセンスのライセンス単位数
    • ライセンス制限に従ってライセンスを使用できるライセンス単位数
    • ライセンスが既に使用されているライセンス単位数
  • 詳細]タブには、ライセンスが追加された SVM の情報、またはライセンスを使用している保護対象仮想マシンの情報が表示されます。

レポートのタブの表に表示される列をカスタマイズできます。レポートの表の列を追加、削除する詳細な方法は、Kaspersky Security Center のオンラインヘルプを参照してください。

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フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。
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