コマンドラインによるインストール

2024年1月10日

ID 55898

コマンドラインから MMC プラグイン、Integration Server、Integration Server コンソールをインストールするには、

次のいずれかのコマンドを選択します:

  • インストールを実行するデバイスが Microsoft Windows ドメインに属している場合:

    ksvla-components_5.2.X.X_mlg.exe -q --lang=<言語 ID> --accept-EulaAndPrivacyPolicy=yes

  • インストールを実行するデバイスが Microsoft Windows ドメインに属していない場合:

    ksvla-components_5.2.X.X_mlg.exe -q --lang=<言語 ID> --accept-EulaAndPrivacyPolicy=yes --viisPass=<パスワード>

各パラメータの説明:

  • 5.2.X.X は製品のバージョン番号です。
  • <言語 ID> は、インストールするコンポーネントの言語 ID です。

    言語 ID は、次の書式で指定する必要があります:ru、en、de、fr、zh-Hans、zh-Hant、ja。大文字と小文字は区別されます。

  • <パスワード> は、Integration Server の管理者アカウントのパスワードです。Integration Server をインストールするデバイスが Microsoft Windows ドメインに属していない場合、Integration Server の管理には、Integration Server 管理者の admin アカウントが使用されます。

    パスワードは 60 文字以内である必要があります。英字(大文字と小文字)、数字、および次の特殊文字のみを使用できます:! # $ % & ' ( ) * " + , - . / \ : ; < = > _ ? @ [ ] ^ ` { | } ~ 。セキュリティを強化するために、最低 8 文字以上のパスワードを設定し、小文字、大文字、数字、特殊文字の 4 つのカテゴリのうち少なくとも 3 つを使用してください。

  • accept-EulaAndPrivacyPolicy=yes は、ユーザーとカスペルスキーとの間で締結する使用許諾契約書の条項、およびデータの処理と送信について記述したプライバシーポリシーに同意することを意味します。このパラメータを yes に設定することで、次のことを確認できます:
    • 使用許諾契約書の内容をすべて確認し、理解した上で条項に同意します。
    • プライバシーポリシーの内容をすべて確認し、プライバシーポリシーの記載に従ってデータが処理されて送信される(第三国への送信も含む)ことを理解し、同意します。

    使用許諾契約書とプライバシーポリシーは、製品の配布キットに含まれています。MMC プラグイン、Integration Server、Integration Server コンソールをインストールするには、使用許諾契約書とプライバシーポリシーの条項に同意する必要があります。

    次のコマンドを実行することで、使用許諾契約書とプライバシーポリシーの本文を確認できます:

    ksvla-components_5.2.X.X_mlg.exe --lang=<言語 ID> --show-EulaAndPrivacyPolicy

    使用許諾契約書とプライバシーポリシーのテキストが、tmp フォルダーの license_<言語 ID>.txt ファイルに出力されます。

コマンドには次の任意のパラメータを指定することができます:

  • --viisPort=<port number>

    既定では、ポート番号 7271 が Integration Server への接続に使用されます。Integration Server への接続に異なるポートを使用する場合はこのパラメータを指定します。

    Integration Server が本製品のアップデートによりインストールされる場合、--viisPort パラメータはサポートされません。

  • --log-path=<path to file>

    既定では、インストール結果に関する情報は、%temp%\Kaspersky_Security_for_Virtualization_<バージョン番号>_Light_Agent_BundleInitialInstall_logs_<日付と時間>.zip アーカイブに保存されているトレースファイルに記録されます:

    • <バージョン番号> は、インストールした Kaspersky Security のバージョンの番号です。
    • <日時> は、 インストールが完了した日時です(dd_MM_yyyy_HH_mm_ss 形式)。

    インストール結果を別のファイルに保存する場合は、このパラメータを指定します。

Kaspersky Security のコンポーネントをコマンドラインからインストールする時に利用できるすべてのパラメータを確認するには、--help パラメータを使用してください。

MMC プラグイン、Integration Server、Integration Server コンソールのインストールには、時間がかかる場合があります。インストール後、MMC プラグインが、Kaspersky Security Center 管理サーバーの設定内のインストール済み管理用プラグインのリストに表示されます。

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