テナントの削除

2024年1月10日

ID 199655

テナントタイプと指定するパラメータに応じて、次の動作が実行されます:

  • 複合的なテナントタイプの場合:
    • テナントとテナントの仮想マシンに関する情報を Integration Server データベースから削除します。
    • Kaspersky Security Center から導入されたテナントの保護インフラストラクチャを削除します(仮想管理サーバー、仮想管理サーバーへの接続用アカウント、フォルダーと管理グループの構造、ポリシー、タスク、インストールパッケージ)。別のテナントが存在しない場合、[Multitenancy KSV LA]フォルダーも削除されます。
    • テナントの仮想サーバーの情報を Integration Server データベースから削除します。

    テナントの削除メソッドを呼び出すことで、テナントの仮想マシンの保護が無効になることはありません。保護を無効にするには、テナントの削除処理のステップをすべて実行します。このステップには、仮想マシンからの Light Agent for Windows、Light Agent for Linux、Kaspersky Security Center ネットワークエージェントの削除も含まれます。複合的なテナントタイプの仮想マシンを保護を一時停止するには、テナントを非アクティブにするメソッドを使用します。

  • 単純なテナントタイプの場合:Integration Server データベースからテナントを削除します。

メソッド:

DELETE /api/2.0/virtualization/tenants/{テナント ID}?removeTenantArtifacts={true|false}

各パラメータの説明:

  • {テナント ID} - Integration Server 定義データベース内のテナントの識別子(必須パラメータ)。
  • removeTenantArtifacts={true|false} – 任意のパラメータ。Integration Server データベースからテナントを削除する時、テナントの保護インフラストラクチャを削除するかどうかを決定します。取り得る値の一覧:
    • true – テナントの削除時に、次の動作が実行されます:
      • テナント仮想管理サーバーを削除します。
      • テナント仮想管理サーバーの管理者アカウントを削除します。
      • Multitenancy KSV LA]→[<テナント名>]フォルダーとその内容を削除します。
      • 他のテナントがない場合は、Multitenancy KSV LA フォルダーを削除してください。
    • false – テナントのみが Integration Server データベースから削除され、テナントの保護インフラストラクチャは削除されません。

このリクエストは非同期で実行され、REST API は DeleteTenant タスクの識別子を返します。このタスクを使用して、テナントの削除処理の進捗を監視できます。タスクの実行が完了すると、[結果]フィールドに削除されたテナントの情報またはエラーメッセージが表示されます。

処理のどこかのステップでエラーが発生すると、変更がすべて元に戻されます。

リターンコード:

  • 202 (Accepted) – リクエストの実行が受諾されました。レスポンスは、DeleteTenant タスクの識別子を返します。
  • 403 (Forbidden) – リソースへのアクセスが拒否されました。

タスクのエラーコード:

  • VIRMT_TenantWithSpecifiedIdNotFound – Integration Server データベース内に、指定した識別子のテナントが見つかりません。
  • KSC_ServiceNotConfigured – Kaspersky Security Center 接続設定が指定されていません。

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