Kaspersky Endpoint Security for Linux

コマンドラインでのバックアップの設定

コマンドラインでは、製品の全般設定BackupDaysToLiveBackupSizeLimit、および QuarantineBackupFolder 設定を使用してバックアップ設定を構成できます。

コマンドラインオプションまたは本製品の全般設定のすべてを含む設定情報ファイルを使用して設定を編集できます。

バックアップ設定

設定

説明

BackupDaysToLive

バックアップの保管領域にオブジェクトを保存する期間(日単位)。指定された時間が経過すると、アプリケーションはファイルの最も古いバックアップコピーを削除します。

オブジェクトの保持制限を削除するには、0 を設定します。

0–10000

0–無制限の保持。

既定値:30

BackupSizeLimit

最大バックアップサイズ(MB単位)。バックアップの保管領域の最大サイズに到達すると、最も古いファイルのバックアップコピーが削除されます。

バックアップのサイズ制限を削除するには、0 を設定します。

0 ~ 999999

0–無制限のサイズ。

既定値:0

QuarantineBackupFolder

バックアップディレクトリのパス。既定のディレクトリとは異なるカスタムのバックアップの保管領域のディレクトリを指定できます。任意のコンピューターのディレクトリをバックアップの保管領域として使用できます。Samba プロトコルや NFS プロトコルでマウントされているような、リモートデバイスにあるディレクトリは割り当てないでください。

指定したディレクトリが存在しない、または使用できない場合、既定のディレクトリが使用されます。

既定値:/var/opt/kaspersky/kesl/common/objects-backup/

既定のバックアップの保管領域のディレクトリにアクセスするには、root 権限が必要です。