Kaspersky Endpoint Security for Linux

製品の全般設定の編集

コマンドラインで、コマンド kesl-control --set-app-settings を使用して、アプリケーションの全般設定を編集できます。

  • アプリケーションの全般設定を含む設定情報ファイルを使用して、全般設定をすべて編集できます。全般設定を表示するコマンドを使用して、設定情報ファイルを取得できます。
  • コマンドラインオプションを使用して、<設定名>=<設定値> の形式で個々の設定を編集できます。全般設定を表示するコマンドを使ってアプリケーションの全般設定の現在の値を得ることができます。

設定情報ファイルを使ってアプリケーションの全般設定の値を編集します:

  1. アプリケーションの全般設定を設定情報ファイルに出力します
  2. ファイル内の必要なパラメータの値を編集し、変更を保存します。
  3. コマンドを実行します:

    kesl-control --set-app-settings --file <設定情報ファイルのパス> [--json]

    説明:

    • --file <設定情報ファイルへのパス> は、アプリケーションの全般設定が含まれる設定情報ファイルへの完全パスです。設定情報ファイル内のパラメータを削除すると、コマンドの実行後にそのパラメータの既定値が表示されます。
    • --json – JSON形式の設定情報ファイルから設定をインポートする場合は、このオプションを指定します。--json オプションが指定されていない場合、設定は INI ファイルからインポートされます。インポートが失敗すると、エラーが表示されます。

ファイルで定義された全般設定のすべての値がアプリケーションにインポートされます。

コマンドラインのオプションを使って全般設定の値を編集するには、次のコマンドを実行します:

kesl-control --set-app-settings <設定名>=<設定値> [<設定名>=<設定値>]

<設定名>=<設定値>は、アプリケーションの全般設定の 1 つの名前と値です。

指定された全般設定の値が変更されます。

例:

全般的な設定を、設定情報ファイル /home/test/kesl_config.ini から本製品へインポートします:

kesl-control --set-app-settings --file /home/test/kesl_config.ini

トレースファイルに記録する情報の詳細度を低く設定します:

kesl-control --set-app-settings TraceLevel=NotDetailed

ファイル操作の遮断から除外するマウントポイントを追加します:

kesl-control --set-app-settings ExcludedMountPoint.item_0000="/data"