ステップ 6.メールサーバーとの統合種別の選択
ステップ 6.メールサーバーとの統合種別の選択
2024年4月16日
ID 169362
動的リンクライブラリ(dlfunc)または Postfix を使用して、KSMG と Exim の before-queue 連携を自動または手動で実行できます。
初期設定スクリプトは、Exim systemd サービスの設定の PrivateTmp 設定の値に応じて作業ディレクトリのパスを設定します:
- PrivateTmp が
true
に設定されている場合、KSMG メールメッセージは、ディレクトリ /var/opt/kaspersky/ksmg/tmp/ksmg_filter に保存されます。 - PrivateTmp が
false
に設定されているか、指定されていない場合、KSMG メールメッセージはディレクトリ /tmp/ksmg_filter に保存されます。
連携の完了後は、メールサーバーの通常の動作が中断される可能性があるため、PrivateTmp 設定の値を変更することはできません。
KSMG とメールサーバーの連携を自動的に実行するには:
- 関連するメールサーバー名の隣に示されている番号を入力します。
- ENTER キーを押します。
- Postfix を選択した場合は、連携タイプを選択します。可能な値:SMTP proxy (before-queue) 、 Milter (before-queue) 。
- 選択したメールサーバーの設定を確認する場合は、「yes」の番号を入力します。
- メールサーバーの設定を編集する場合は、「MTA の変更」の番号を入力します。
これによりステップ 1 に戻り、別のメールサーバーを選択するか、手動で Exim と連携させ、必要に応じてメールサーバーの設定を指定します。
KSMG とメールサーバーの手動での連携を選択するには:
- 手動統合の隣に示されている番号を入力します。
- ENTER キーを押します。
その後、Exim メールサーバーとの手動での連携を実行できます。
自動的な連携中に、Exim 設定情報ファイルのバックアップコピーが「*ksmg-install.backup」のような名前で作成されます。次のコマンドを使用して、バックアップ設定情報ファイルを見つけることができます:
find /etc/exim* -type f -name *ksmg-install.backup=
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