メッセージへの X-Header の追加の設定
2024年4月16日
ID 269140
メッセージへの情報 X-Header の追加を管理できます。たとえば、組織外に送信するメッセージのヘッダーへの KSMG 情報 X-Header の追加を無効にして、インフラストラクチャ内の KSMG の存在を開示しないようにすることができます。
スキャンされたメッセージへの X-Header の追加を有効または無効にするには:
- 本製品の Web インターフェイスで、[設定]→[全般]→[メッセージ処理]セクションの順に選択します。
- [
メッセージヘッダーに X-Header を追加する
]スイッチを使用して、「X-KSMG-」X-Header の追加を有効または無効にします。 - [メッセージの MIME パートに X-KSMG-AntiVirus-Status ヘッダーを追加する]スイッチを使用して、アンチウイルスモジュールによってスキャンされるメッセージの MIME 部分へのヘッダーの追加を有効または無効にします。
このスイッチは、メッセージヘッダーへの X-Header の追加が有効な場合に使用できます。
このヘッダーは、アンチウイルスモジュールがメッセージに 感染、エラー、暗号化済み のステータスを割り当てた場合に、メッセージの MIME 部分に追加されます。
MIME 部分の X-Header はルールでは処理されません。
- [スパムおよび準スパムメッセージのヘッダーに X-MS-Exchange-Organization-SCL ヘッダーを追加するスイッチを使用して、スパムまたはスパムの可能性があると判断するメッセージのヘッダーへの
X-MS-Exchange-Organization-SCL
X-Header の追加を有効または無効にします。アンチスパムモジュールがメッセージをスキャンし、迷惑メール ステータスを割り当てた場合、メッセージはスパムと判断されます。
このオプションをオンにすると、値が 9 の
X-MS-Exchange-Organization-SCL
ヘッダーがメッセージのヘッダーに追加され、ステータスが 迷惑メール になります。アンチスパムモジュールがメッセージをスキャンし、準スパム ステータスを割り当てた場合、メッセージは準スパムと判断されます。このオプションをオンにすると、0 ~ 9 の値を持つ
X-MS-Exchange-Organization-SCL
ヘッダーが、そのようなメッセージのヘッダーに追加されます。 - [
非スパムメッセージのヘッダーに X-MS-Exchange-Organization-SCL ヘッダーを追加する
]スイッチを使用して、スパムと判断するメッセージのヘッダーへの X-MS-Exchange-Organization-SCL X-Header の追加を有効または無効にします。アンチスパムモジュールがメッセージをスキャンし、次のいずれかのステータスを割り当てた場合、そのメッセージはスパムとは判断されません。
- 未検知
- 大量メール
- 形式的なメッセージ
- 信頼済み
このオプションをオンにすると、値が
-1
のX-MS-Exchange-Organization-SCL
ヘッダーが、リストされたステータスを持つメッセージのヘッダーに追加されます。 - [保存]をクリックします。
X-Header の追加が設定されます。
X-Header を追加した後、ヘッダーに対する処理を含むルールがメッセージに適用される場合、追加された X-Header を編集または削除したり、ルールで定義された X-Header をそれらの X-Header に追加したりできます。