製品のインストール準備
2024年4月16日
ID 56112
KSMG パッケージのインストールを準備するには:
- インストール先のサーバーがシステム要件を満たしていることを確認します。
- カスペルスキーの Web サイトまたはパートナー企業の Web サイトから次のファイルをサーバーにダウンロードします:
- DEB または RPM 形式の KSMG インストールパッケージ(オペレーティングシステムによって異なる)。
- DEB または RPM 形式の KSMG ローカリゼーションパッケージ(オペレーティングシステムによって異なる)。
- Kaspersky Security for Linux Mail Server バージョン 10 以前、または KSMG バージョン 2.1 が既にインストールされている場合は、それを削除します。
本製品を削除する時は、次の点を考慮してください:
- インストール時に Exim または Postfix メールサーバーを手動で設定した場合は、メールサーバーの設定情報ファイルを手動で元の状態に復元する必要があります。
- Kaspersky Security Center との連携が本製品の以前のバージョンで使用されていた場合は、以前のバージョンのネットワークエージェントを削除する必要があります。
- 英語ロケールがオペレーティングシステムにインストールされていることを確認し、必要に応じてインストールします。
- 次のコマンドを実行します:
locale -a
- リストに en_US.UTF-8 または en_US.utf8 ロケールが含まれているかどうかをチェックします。
ロケールがすでにインストールされている場合は、それ以上の操作は必要ありません。
- ロケールがインストールされていない場合は、次のコマンドを実行します:
- Red Hat Enterprise Linux、Rocky Linux オペレーティングシステムの場合:
yum install glibc-langpack-en
- Ubuntu オペレーティングシステムの場合:
apt install locales
# locale-gen en_US.UTF-8
ロケールがオペレーティングシステムに追加されます。
- Red Hat Enterprise Linux、Rocky Linux オペレーティングシステムの場合:
- コマンドを再度実行して、ロケールが正常に追加されたことを確認します:
locale -a
本製品の初期設定スクリプトには、使用許諾契約およびプライバシーポリシーのテキストが表示されます。これらを正しく表示するには、使用許諾契約書およびプライバシーポリシーのテキストを表示するために選択した言語の文字が端末でサポートされていることを確認してください。
- 次のコマンドを実行します:
- SELinux を無効にします(Red Hat Enterprise Linux および Rocky Linux オペレーティングシステムの場合)。
- 必要なアクセスがすべてファイアウォールで開かれていることを確認してください。
- 初期設定スクリプトは、コンピューター上の Nginx Web サーバーを自動的に検索します。検索を成功させるには、Web サーバーの設定が下のテーブルにリストされている条件を満たしていることを確認してください。
Nginx Webサーバーの設定
設定の説明
設定が検出された時
Nginx サービスの名前
「systemctl cat nginx」ユーティリティの出力にはエラーメッセージは含まれません。
Nginx 実行可能ファイルへのパス
what ユーティリティの出力には、Nginx 実行可能ファイルへのパスが含まれています
Nginx 設定情報ファイルが含まれるディレクトリへのパス
ディレクトリ /etc/nginx が存在する
Nginx 設定情報ファイルへのパス
ファイル nginx.conf は、ディレクトリ /etc/nginx に存在します
Web サイトのあるディレクトリへのパス
ディレクトリ /etc/nginx にはサブディレクトリ「conf.d」があります
Nginx プロセスを開始したユーザー
次のコマンドの出力:
<
Nginx 実行可能ファイルへのパス
> -T
次の行が含まれます:
user <
ユーザー名
>;