Kaspersky Security Center Linux について
このセクションでは、Kaspersky Security Center Linux の目的、主な機能と構成要素、および Kaspersky Security Center Linux の購入方法について説明します。
Kaspersky Security Center Linux(「Kaspersky Security Center」とも表記)を使用して、Linux ベースの管理サーバーを使用したクライアントデバイスの保護機能を導入および管理できます。
Kaspersky Security Center Linux を使用して、カスペルスキーのセキュリティ製品を企業ネットワーク内にあるデバイスにインストールして、リモートからスキャンやアップデートタスクを実行したり、管理対象デバイスのセキュリティポリシーを管理したりできます。管理者として、企業デバイスのステータスのスナップショット、詳細なレポート、保護ポリシーの詳細な設定などを表示するダッシュボードを使用できます。
Windows ベースの管理サーバーを持つ Kaspersky Security Center と、Kaspersky Security Center Linux とは機能セットが異なります。
Kaspersky Security Center Linux は、組織内でデバイスの保護を担当する企業ネットワーク管理者および従業員を対象としています。
Kaspersky Security Center を使用して、次のことが実現できます:
- 管理サーバーの階層を作成して、組織内、リモートオフィス内、クライアント組織内のネットワークを管理する。
クライアント組織とは、サービスプロバイダーからアンチウイルスによる保護の提供を受ける組織です。
- 管理グループの階層を作成して、いくつかのクライアントデバイスを 1 つの単位として管理する。
- カスペルスキー製品をベースに構築されたアンチウイルスによる保護システムを管理する。
- カスペルスキーまたはその他のソフトウェアベンダーの製品のリモートインストールを実行する。
- カスペルスキー製品のライセンスをクライアントデバイスへ一元的に配信し、使用状況を監視したり、ライセンスを更新したりする。
- アプリケーションやデバイスの動作に関する統計情報とレポートを受信する。
- カスペルスキー製品の動作中に発生した緊急イベントに関する通知を受信する。
- Windows ベースのデバイスのハードディスクとリムーバブルドライブに保存されている情報の暗号化を管理します。
- Windows ベースのデバイス上の暗号化されたデータへのユーザーアクセスを管理します。
- 組織のネットワークに接続されたハードウェアのインベントリを作成する。
- セキュリティ製品により隔離またはバックアップに移動されたファイルや、セキュリティ製品による処理が延期されたファイルを一元管理する。
Kaspersky Security Center Linux は、カスペルスキー(例:https://www.kaspersky.co.jp)またはパートナー会社を通じて購入することができます。
カスペルスキーから Kaspersky Security Center Linux を購入した場合は、当社のウェブサイトからアプリケーションをコピーすることができます。アプリケーションのアクティベーションに必要な情報は、支払い手続き完了後にメールで送信されます。