要件の決定

2024年7月3日

ID 273578

必要な仮想マシンの数と VM ハードウェア構成を調べるには、組織の受信メールトラフィックと送信メールトラフィックにおける 1 秒あたり、1 時間あたり、または 1 日あたりのメッセージの総数を評価する必要があります。

トラフィックによって発生する負荷の種類に応じて、受信メールトラフィックと送信メールトラフィックのメッセージの合計数を計算することを推奨します:

  • メールトラフィックの大部分が勤務時間中に発生し、日中のトラフィックのピークがそれほど急激ではなく、1 日の平均の 3 倍未満である場合は、1 日あたりの最大メッセージ数を使用します。
  • ピーク時のトラフィックが 1 日の平均の 3 倍を超える場合(たとえば、大量メール送信イベントがある場合)、そのようなピークが 1 時間未満しか続かない場合は、1 秒あたりの最大メッセージ数を使用します。
  • ピーク時のトラフィックが 1 日の平均の 3 倍を超え、そのピークが 1 時間以上続く場合は、1 時間あたりの最大メール数を使用します。

負荷の種類や、1 時間あたりまたは 1 日あたりの最大メッセージ数を特定できない場合は、1 秒あたりの最大メッセージ数を使用してハードウェア構成を導き出します。

たとえば、1 年以内に最大メッセージ数が 20% 増加すると予想される場合は、該当期間の設計時にこの数値を安全係数として使用します。

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