メッセージ処理ルールについて

2023年11月21日

ID 88778

メッセージ処理ルール(以降、「ルール」とも表記)とは、特定の条件を満たすメッセージに本製品が適用する一連のパラメータと処理です。メッセージにルールを適用するには、ルールの設定で送信者と受信者のアドレスを指定する必要があります。

既定では、本製品にはあらかじめ設定された次のメッセージ処理ルールが組み込まれています:

  • AllowList - グローバル許可リストからのメッセージを処理します。
  • DenyList - グローバル拒否リストからのメッセージを処理します。
  • Default - カスペルスキーによってあらかじめ定義された設定に基づいてメッセージを処理します。

    既定では、AllowList ルールと DenyList ルールは無効になっています。

Kaspersky Secure Mail Gateway は、メールメッセージを処理する時に、優先順位に従ってルールを適用します。つまり、ルールのリストの一番上から下に向かって順に適用されます。送信者 - 受信者のアドレスの組み合わせが一致しなければ、次のルールに移ります。いずれかのルールで送信者 - 受信者ペアが見つかると、そのルールで指定されている処理設定が該当するメッセージに適用され、一致の検索は終了します。

メールアドレスに該当する LDAP アカウントが複数ある場合は、そのうち 1 つ以上のアカウントが条件に当てはまる場合、ルールが適用されます。厳格に 1 つのルールが送信者 - 受信者ペアごとに開始されます。

いずれのルールにも「送信者 - 受信者」のアドレスペアが含まれていない場合、メッセージは既定のルールであらかじめ指定されている設定に従って処理されます。

メッセージに DKIM 署名がある場合には、適用された処理ルールによってメッセージの件名または本文が変更されたり、添付ファイルが削除されたり、悪質なオブジェクトとして扱われたり、あるいはメッセージの本文に免責事項が追加されたりして、メッセージが破損することがあります。

それぞれのルールに対し、独自のメールメッセージ処理基準を設定して、メッセージに適用される処理を選択できます。複数のソフトウェアモジュールが開始され、これらに異なる応答処理が設定されている場合、最も厳格な処理が実行されます([メッセージを削除する]→[拒否]→[添付ファイルを削除する]→[スキップ])。

処理「拒否」は、Kaspersky Secure Mail Gateway がメールインフラストラクチャに直接統合されている場合にのみ推奨します。つまり、Kaspersky Secure Mail Gateway はエッジゲートウェイとして機能します。本製品がサードパーティ製のエッジゲートウェイの内部で統合されている場合、つまり、内部ゲートウェイとして機能している場合は、処理「拒否」によってエッジゲートウェイは配信不能通知(DSN、配信ステータス通知)を生成します。存在しないメールアドレス宛てにそのような通知を送信すると、インターネット上でのエッジゲートウェイのレピュテーションが低下する可能性があります。

このセクションの内容

ルールのリストの表示

ルールのリストの表示の設定

メッセージ処理ルールの設定シナリオ

メッセージ処理ルールの構成例

ルール情報の表示

メッセージ処理ルールの有効化と無効化

ルール設定の変更

メッセージ処理ルールの削除

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