Kaspersky Endpoint Security 11 for Linux

ユーザーロール

2023年4月20日

ID 197942

Kaspersky Endpoint Security 機能へのアクセスは、ユーザーのロールに応じて提供されます。ロールは、製品の管理に使用する権限や特権のセットです。

システムユーザーの 4 つのグループ(kesladminkesluserkeslauditnokesl)がオペレーティングシステムに作成されます。システムユーザーに製品のロールを割り当てると、ユーザーは対応するロールのグループに追加されます(下のロールの表を参照してください)。ユーザーのロールを取り消すと、対応するロールのグループからそのユーザーが削除されます。

Kaspersky Endpoint Security のロールがシステムユーザーに割り当てられていない場合、そのユーザーは権限のないユーザーという別のグループに所属することになります。

このように、ロールはオペレーティングシステムのユーザーの、4 つのグループに対応します:

  • kesladmin - Administrator のロール。
  • kesluser - ユーザーのロール。
  • keslaudit - Auditor のロール。
  • nokesl - 他のロールが割り当てられていない場合に割り当てられます。この場合、ユーザーは権限のない別のユーザーグループに属します。

アプリケーションのロールおよびその権限については、次の表で説明します。

ユーザーロール

ロール名

製品内のロール

OS のユーザー

権限

Administrator

admin

kesladmin

本製品とタスクの全設定の管理。

製品のライセンスの管理。

ユーザーへのロールの割り当て。

ユーザーロールを取り消す(管理者には、自分から管理者のロールを取り消す権利はありません)。

ユーザーの保管領域の表示と管理。

User

user

kesluser

ファイルのスキャンタスクのみを管理可能。

アップデートタスクの開始と停止。

このユーザーが作成したタスクのレポートを表示します。

製品の全ユーザーに共通である特定のイベントの表示。

Auditor

audit

keslaudit

製品設定の表示

製品のステータスの表示。

全タスク、その設定、および開始スケジュールの表示。

全イベントの表示。

ストレージ内の全オブジェクトの表示。

-

-

nokesl

アプリケーションにロールが割り当てられていません。権限がありません。

このセクションの内容

ユーザーとロールのリストの表示

ユーザーへのロールの割り当て

ユーザーロールの取り消し

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