Kaspersky Endpoint Security 11 for Linux

[信頼するプロセス]ウィンドウ

2023年4月20日

ID 248958

このウィンドウでは、プロセスによる除外範囲の追加や設定ができます。

プロセスによる除外範囲の設定

設定

説明

除外範囲名

除外範囲の名前を入力するフィールド。この名前は、[プロセスによる除外]ウィンドウの表に表示されます。

この入力フィールドを空白のままにすることはできません。

除外するプロセスのパス

スキャンから除外するプロセスへの絶対パスです。

子プロセスへ適用する

除外するプロセスのパス]設定で指定した、除外されるプロセスの子プロセスを除外します。

既定では、このチェックボックスはオフです。

この範囲を使用する

このチェックボックスでは、この除外範囲をオンまたはオフにします。

チェックボックスをオンにすると、スキャン中にこの範囲が除外されます。

このチェックボックスをオフにすると、この範囲がスキャン範囲に含まれます。このチェックボックスをオンにすることにより、後からこの範囲を除外することができます。

既定では、このチェックボックスはオンです。

変更されたファイルのパス

この設定グループでは、プロセスによって変更されたファイルのスキャン除外を設定できます。

ファイルシステムのドロップダウンリストで、スキャンから除外するディレクトリのファイルシステムの種別を選択できます:

  • Local:ローカルディレクトリ。この項目を選択する場合は、ローカルディレクトリのパスを指定する必要があります。
  • Mounted – マウントされたリモートまたはローカルのディレクトリ。この項目を選択する場合は、ファイルシステムのプロトコルまたは名前を指定する必要があります。
  • Shared - Samba または NFS プロトコルでアクセス可能な保護されているサーバーファイルシステムリソースを表示します。
  • リモートでマウント済みのすべての場所 - Samba および NFS プロトコルを使用してデバイスにマウントされるすべてのリモートディレクトリ。
  • 共有済みのすべての場所 - Samba および NFS プロトコルでアクセス可能なすべての保護されているサーバーファイルシステムリソース。

ファイルシステムのドロップダウンリストで Mounted または Shared を選択した場合は、アクセスプロトコルのドロップダウンリストでリモートアクセスプロトコルを選択できます:

  • NFS:NFS プロトコルを使用してデバイスにマウントされるリモートディレクトリ。
  • Samba:Samba プロトコルを使用してデバイスにマウントされるリモートディレクトリ。
  • カスタム - 下のフィールドで指定したデバイスファイルシステムのリソース。

ファイルシステムのドロップダウンリストで Local を選択した場合は、除外範囲に追加するディレクトリのパスを入力フィールドに入力できます。パスの指定にマスクを使用できます。この入力フィールドを空白のままにすることはできません。

ファイルシステム名

除外範囲に追加するディレクトリがあるファイルシステムの名前を入力するためのフィールドです。

このフィールドは、ファイルシステムのドロップダウンリストで[Mounted]が選択され、右側のドロップダウンリストで[カスタム]が選択されている場合に使用できます。

マスク

このリストには、スキャンから除外するオブジェクト名のマスクが含まれます。マスクは、[変更されたファイルのパス]フィールドに指定されたディレクトリ内のオブジェクトにのみ適用されます。

マスクは、追加編集削除できます。

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