Kaspersky Endpoint Security 11 for Linux

付録 1:リソース消費の最適化

2023年4月20日

ID 206054

オブジェクトのスキャン時に、Kaspersky Endpoint Security はプロセッサリソース、ディスクサブシステムの入出力、およびオペレーティングシステムを使用します。

製品によるリソース消費を表示するには、次のコマンドを実行します:

top -bn1|grep kesl

このコマンドは、システムのロード時に実行する必要があります。

コマンドの出力結果には、使用されているメモリの量とプロセッサの稼働時間が示されます:

651 root 20 0 3014172 2.302g 154360 S 120.0 30.0 0:32.80 kesl

列 6 には常駐メモリの量、2.302g が示されます。

列 9 にはプロセッサコアの使用率、120.0 が示されます。各コアは 100% で表されます。したがって、120% は、一方のコアがすべて使用され、もう一方が 20% 使用されていることを意味します。

オブジェクトのスキャン中に Kaspersky Endpoint Security を操作するとシステムの速度が大幅に低下する場合、システムリソースの消費を最適化するように製品を設定する必要があります。

このセクションの内容

リソースを消費するタスクの判定

ファイル脅威対策タスクの設定

オンデマンドスキャンタスクの設定

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