Kaspersky Endpoint Security 11 for Linux

コマンドラインを使用した製品タスクの管理

2023年4月20日

ID 245737

本製品のタスクを使用する動作は、デバイスのローカル(コマンドラインか設定情報ファイルを使用)で管理できます。また、管理コンソールまたは Kaspersky Security Center Web コンソールを使用しての管理も可能です。

本製品で動作する、2 つの種別のタスクがあります:

  • 事前定義済みタスク - 製品のインストール中に作成されるタスク。事前に定義されたタスクを作成または削除することはできませんが、これらのタスクの設定を変更することはできます。
  • 独自に作成または削除できるユーザータスク。次の種別のユーザータスクを作成できます:ODS、UpdateRollbackODFIM、ContainerScan および InventoryScan

タスク ID は、作成時にタスクに割り当てられる ID です。ユーザータスクの ID は 100 から始まります。すべてのタスク(削除されたタスクも含む)は、一意の ID を持っています。削除されたタスクの ID は再利用されません。新しいタスクの ID は、最後に作成されたタスクの ID から連続する次の番号です。

タスク名の大文字と小文字は区別されません。

製品の事前定義済みタスクが表にリスト表示されます。

アプリケーションタスク

タスク

コマンドラインのタスク名

タスク ID

タスクの種別

ファイル脅威対策

File_Threat_Protection

1

OAS

マルウェアのスキャン

Scan_My_Computer

2

ODS

オブジェクトスキャン

Scan_File

3

ODS

簡易スキャン

Critical_Areas_Scan

4

ODS

アップデート

Update

6

Update

ロールバック

Rollback

7

Rollback

ライセンス

License

9

License

保管領域の管理

Backup

10

Backup

システム変更監視

System_Integrity_Monitoring

11

OAFIM

ファイアウォール管理

Firewall_Management

12

Firewall

アンチクリプター

Anti_Cryptor

13

AntiCryptor

ウェブ脅威対策

Web_Threat_Protection

14

WTP

デバイスコントロール

Device_Control

15

DeviceControl

リムーバブルドライブスキャン

Removable_Drives_Scan

16

RDS

ネットワーク脅威対策

Network_Threat_Protection

17

NTP

コンテナのスキャン

Container_Scan

18

ContainerScan

コンテナのカスタムスキャン

Custom_Container_Scan

19

ContainerScan

ふるまい検知

Behavior_Detection

20

BehaviorDetection

アプリケーションコントロール

Application_Control

21

AppControl

インベントリ

Inventory_Scan

22

InventoryScan

Kaspersky Endpoint Detection and Response(KATA)統合

KATAEDR

24

KATAEDR

タスクに対して次の処理を実行できます:

このセクションの内容

タスクのリストの表示

新しいタスクの作成

設定情報ファイルを使用したタスク設定の編集

コマンドラインを使用したタスク設定の編集

タスクの設定を既定値にリセット

タスクの開始と停止

タスクのステータスの表示

タスクスケジュールの設定

コマンドラインからのスキャン範囲の管理

コマンドラインからの除外範囲の管理

タスクの削除

この記事はお役に立ちましたか?
改善できる点がありましたらお聞かせください。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。
フィードバックをいただき、ありがとうございました。改善に向けて取り組んでまいります。