Kaspersky Endpoint Security 11 for Linux

主な変更点

2023年4月20日

ID 245686

Kaspersky Endpoint Security に追加された機能と改良点は、次の通りです:

  • Kaspersky Endpoint Security は、Kaspersky Anti Targeted Attack Platform ソリューションのコンポーネントである Kaspersky Endpoint Detection and Response(KATA)と連携され、組織の IT インフラを確実に保護し、ゼロデイ攻撃、標的型攻撃、高度持続的脅威を含む脅威を迅速に検知します。
  • リモートインストールタスクの負荷が最適化されました。リモートインストールタスクの実行時に負荷が増えないように、Kaspersky Security Center ネットワークエージェントプロセスがプロセスによる除外の既定のリストに追加されました。必要に応じてこれらの除外を削除できます。
  • Arm アーキテクチャのアプリケーションコントロールの改善。この改善は、コマンドライン引数と環境変数を受信するためのより信頼性が高いメカニズムを実装することにより実現しました。より多くのケースで必要なデータを受信し、本製品の起動時により正確なステータスを割り当てることができるようになりました。さらに、スキャン時間の短縮により本製品を迅速に起動できるようになりました。
  • Kaspersky Security Center からのアップデートでは、本製品は自動的に再起動します。リモートインストールからアップデートすると、本製品は自動的に再起動するようになり、管理者が本製品を再起動するステップが不要になりました。
  • バックアップファイルは、管理者のデバイスから保存されます。Kaspersky Endpoint Security 管理プラグインの[保管領域]→[バックアップセクション]セクションで、ファイルをダウンロードして管理者のデバイスのディスクに保存できるようになりました。
  • 負荷が多いサーバーでの製品の安定性が向上しました。この改善は、ファイルディスクリプタをクローズしてその数の既存の制限をなくすメカニズムの改善により実現しました。接続のブロックや本製品のクラッシュを避けられるようになり、プロセス生成の遅延と本製品のパフォーマンスのバランスをとるためにユーザーが制限を手動で設定する必要がなくなりました。
  • タスク名の変更:
    • ウイルススキャン -> マルウェアスキャン。
    • アプリケーションコントロール -> アプリケーションコントロール
  • トレースファイルに情報を保存するためのロジックが改善されました。個人データ(デバイスで実行中のサードパーティ製品のリクエストやコマンドラインなど)を含む可能性がある情報がトレースファイルに保存されなくなりました。本製品の設定情報ファイルに、個人データを含む可能性があるトレースファイルの情報の表示を必要に応じて(インシデントの調査のためなど)有効にできる新しい設定が追加されました。
  • * Kaspersky Endpoint Security 配布キットには、ネットワークエージェント(Kaspersky Security Center 管理サーバーと Kaspersky Endpoint Security との対話を可能にする Kaspersky Security Center コンポーネント)は含まれなくなりました。本製品のダウンロードページで最新バージョンのネットワークエージェントをダウンロードすることを推奨します。
  • Kaspersky Endpoint Security と Kaspersky Endpoint Agent for Linux の共同作業のサポートは終了しました。Kaspersky Endpoint Agent for Linux がデバイスにインストールされている場合は、これをアンインストールしてから Kaspersky Endpoint Security 11.4.0 for Linux をインストールする必要があります。
  • * サポートされているプラットフォームとオペレーティングシステムのリストを更新し、Snap Browser のサポートを追加しました。

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