Kaspersky Endpoint Security 11 for Linux

KATA サーバーに接続するための証明書の管理

2023年4月20日

ID 245754

証明書を管理するには、root 権限が必要です。

KATA サーバーへの接続に使用する証明書を、コマンドを使用して管理することができます。証明書で可能なこと:

  • サーバー証明書を追加または交換する
  • サーバー証明書に関する情報を表示する
  • サーバー証明書を削除する
  • クライアント証明書を追加または交換する
  • クライアント証明書に関する情報を表示する
  • クライアント証明書を削除する

サーバー証明書を追加または交換する場合は、次のコマンドを実行します:

kesl-control [-R] --add-kataedr-server-certificate <ファイル名とパス>

<ファイル名とパス>は、サーバー証明書を含むファイルの名前とパスです。

クライアント証明書を追加または変更するには:

  1. 次のコマンドを実行します:

    kesl-control [-R] --add-kataedr-client-certificate <ファイル名とパス>

    <ファイル名とパス>は、クライアント証明書と秘密鍵を含む暗号コンテナ(PFX アーカイブ)の名前とパスです。

  2. 暗号コンテナがパスワードで保護されている場合、要求されたらパスワードを入力します。

KATA サーバーの設定でクライアント証明書の検証を有効にし、Kaspersky Anti Targeted Attack Platform との連携のタスクの設定UseClientPinnedCertificate の設定に yes 値が設定されている場合、クライアント証明書は KATA サーバーへの接続の追加保護に使用されます。

証明書情報を表示するには、次のコマンドを実行します:

  • サーバー証明書の場合:

    kesl-control [-R] --query-kataedr-server-certificate

  • クライアント証明書の場合:

    kesl-control [-R] --query-kataedr-client-certificate

コマンドを実行すると、次のような証明書情報が表示されます:

  • 証明書のシリアル番号
  • 証明書のサブジェクト
  • 証明書の発行者
  • 証明書の開始日
  • 証明書の有効期間が終了する日
  • SHA-1 および SHA-256 証明書サムプリント

サーバー証明書情報を削除するには、次のコマンドを実行します:

kesl-control [-R] --remove-kataedr-server-certificate

クライアント証明書情報を削除するには、次のコマンドを実行します:

kesl-control [-R] --remove-kataedr-client-certificate

Kaspersky Endpoint Detection and Response(KATA)との連携のタスクの設定で証明書の使用が設定されており、タスクが実行されている場合、この証明書の削除はエラーで終了します。

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