Kaspersky Update Utility を使用したアップデート
2023年4月20日
ID 212133
インターネットトラフィックを抑制するため、Kaspersky Update Utility を使用して、組織の LAN のデバイスに対してアプリケーションデータベースとモジュールを共有ディレクトリからアップデートするように設定できます。これを行うには、組織の LAN 上の 1 台のデバイスが Kaspersky Security Center 管理サーバーまたはカスペルスキーのアップデートサーバーからアップデートパッケージを取得し、このアップデートパッケージをユーティリティを使用して共有ディレクトリにコピーする必要があります。組織の LAN 上の他のデバイスは、この共有ディレクトリからアップデートパッケージを取得できます。
共有ディレクトリからのアプリケーションデータベースとモジュールのアップデートを設定するには、次の手順を実行します:
- 組織の LAN の 1 台のデバイスに Kaspersky Update Utility をインストールします。
- Kaspersky Update Utility の設定で、アップデートパッケージの共有ディレクトリへのコピーを定義します。
- 組織の LAN 上の他のデバイスに、指定された共有ディレクトリからのアプリケーションモジュールのアップデートを定義します。
Kaspersky Update Utility 配布キットは、カスペルスキーのテクニカルサポートサイトからダウンロードできます。ユーティリティをインストールした後、アップデート元(管理サーバーのリポジトリなど)と、Kaspersky Update Utility がアップデートパッケージをコピーする共有ディレクトリを選択します。Kaspersky Update Utility の使用に関する詳細は、ナレッジベースを参照してください。
共有ディレクトリからのアップデートを設定するには:
- Kaspersky Security Center の管理コンソールを開きます。
- 管理コンソールツリーで、[タスク]フォルダーを選択します。
ウィンドウの右側にタスクのリストが表示されます。
- タスクのリストから、Kaspersky Endpoint Security のアップデートタスクを選択し、ダブルクリックしてプロパティウィンドウを開きます。
アップデートタスクは、クイックスタートウィザードによって自動的に作成されます。
- タスクプロパティウィンドウで、[アップデート元]セクションを選択します。
タスクの設定が、ウィンドウの右側に表示されます。
- [定義データベースのアップデート元]セクションで、[ローカルネットワークまたはインターネット上の他のアップデート元]を選択します。
- アップデート元の表で、[追加]をクリックします。
- [アップデート元]フィールドで、共有ディレクトリのパスを指定します。
アップデート元のアドレスは、Kaspersky Update Utility で設定されているアドレスと一致する必要があります。
- [このアップデート元を使用]をオンにして、[OK]をクリックします。
- 表内で、ボタン[上]と[下]でアップデート元の順番を設定します。
- [適用]をクリックします。