Kaspersky Endpoint Security 11 for Linux

手動による管理サーバーへの接続の確認:Klnagchk ユーティリティ

2023年4月20日

ID 198059

ネットワークエージェント配布キットには、管理サーバーとの接続をチェックするための klnagchk ユーティリティが含まれています。

ネットワークエージェントのインストール後、ユーティリティがディレクトリ /opt/kaspersky/klnagent/bin(32 ビットオペレーティングシステムの場合)、または ディレクトリ /opt/kaspersky/klnagent64/bin(64 ビットオペレーティングシステムの場合)に配置されます。使用するキーに応じて、ネットワークエージェントは開始時に次の処理を実行します:

  • クライアントデバイスにインストールされたネットワークエージェントを管理サーバーに接続するための設定値を表示するか、イベントログファイルに書き込みます。
  • イベントログファイルに書き込みをするか、またはネットワークエージェントの統計情報(前回の起動時以降)とユーティリティの実行結果を表示します。
  • ネットワークエージェントと管理サーバーとの間の接続の確立を試行します。
  • 接続が確立できない場合、ユーティリティは ICMP パケットを送信して、管理サーバーがインストールされているデバイスのステータスを確認します。

ユーティリティの構文

klnagchk [-logfile <ファイル名>] [-sp] [-savecert <証明書ファイルのパス>] [-restart]

キーの説明

  • -logfile <ファイル名>:ネットワークエージェントを管理サーバーに接続するための設定値と、ユーティリティの実行結果の両方をイベントログファイルに書き込みます。このキーが使用されない場合、設定、結果、およびエラーメッセージは画面に表示されます。
  • -sp:プロキシサーバーのユーザー認証のパスワードを表示します。この設定は、プロキシサーバーを使用して管理サーバーへの接続が確立される場合に使用されます。
  • -savecert <ファイル名>:管理サーバーへのアクセスを認証するために使用される証明書を指定したファイルに保存します。
  • -restart:ネットワークエージェントを再起動します。

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